
千葉県在住の美術家5人でのグループ展を行おうと思っています。
きっかけは「自分たちの住んでる地元で何かおもしろいことができないか」と思っただけなのですが。
「此処から今」ということです。
単なるグループ展にはしたくない。
だけど、とってつけたように何か変わったことをやろう、というのでも無いし。都心で作品発表することを否定するようなムーブメントでもないですし。
制作をしているアトリエの近所で発表する、地元産野菜のような。「此処でつくってます」みたいな感じだと思います。
と、いろいろ思ったのは、良いのですが、では何をやるのかとか考えていましたが、なかなかまとまらないし、とりあえず「やってみよう」というのが今回の第一回です。
と言うのも、
私たち創る側同士も、お互いにそれぞれにどれほどに知り合っているのかどうかとか、表現やアートについてそれぞれがどのように感じているのかとか、私とかはまだまだ真剣に対峙しているとは思えないし。現段階では、コラボレーションとか言うのもどーかなーと思うような状態です。
それでは創る側の人々も展覧会を通じて向き合って行くというのが、いいんじゃないかと思いました。
会場は、市川市の芳澤ガーデンギャラリーを私たち5人で使って行うことに成りました。
今回の展覧会をきっかけにして知り合えた方々と意見を出し合っていければと思っています。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇展覧会 【オイコス】 について◇◇◇◇◇◇◇
オイコス=OIKOΣとはギリシャ語で「棲み家」という意味です。
生態学=Ecologieの語源、Oikologie とも繋がっています。
展覧会のタイトルは、私が思ったのでは無いです。
私はオイコスという言葉の意味を知らなかった。しかし、以前「オイコス」という名前のとても素敵な雑誌があったことは記憶していました。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇以下・市川市芳澤ガーデンギャラリーのサイトから◇◇◇◇
2007年2月28日(水)~2007年3月10日(土)
月曜休館
開演9:30 終演16:30
入場は16:00まで
芳澤ガーデンギャラリー
入場無料
お問合せ/
平日 TEL 047-442-3123
内容
OIKOΣ(オイコス)とは「家」、「棲み家」を表すギリシア語です。
少々、耳慣れない言葉ですが、Economy,Ecologyなどの語源にもなっていることから、経済社会や生態系など、人と周りの環境との繋がりを深く感じさせる言葉です。
タイトルより、ガーデンギャラリーとアートと地域の人々の関係を考えたいと思っています。
本展は、千葉県で制作活動を行っている5人の作家による展覧会です。それぞれ己の表現にじっくり取り組んでいる千葉の作家たちが、地域で作品展をする事により、鑑賞者にアートを身近に感じてもらいたい。
普段に制作活動、素材、表現手段など、まったくそれぞれである彼らが、それぞれの日々の中で、感じ、作り、生きています。
近くに、遠くに、共に、生きていることを、本展では、多くの人と実感したいと思っています。
出品者 浅野紋子、緒方敏明、上開地真雪、平佳史、吉田猛信
◇芳澤ガーデンギャラリー◇
http://www.tekona.net/yoshizawa/index.php
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広報・制作・宣伝美術 鈴木かよこ 阿久津毅
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浅野紋子 http://rashin.net/ex/2006/0320/index.html
上開地真雪 http://www4.big.or.jp/~ogallery/Pages/ryakureki/kamika.html
平佳史 http://www.geidai.ac.jp/labs/bikyou/taira.htm
緒方敏明 http://d.hatena.ne.jp/ogata_toshi/
吉田さんについては、ウェブデータがないとのことです。
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