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ビターズ2滴半
よかった 染みいるようにつたわってくる あたりまえのことが 新鮮に
村上三郎だからこそ ふつうに言える あたりまえ
◆『ビターズ2滴半』 村上三郎はかく語りき
アーティスト村上三郎が通ったバー「メタモルフォーゼ」のマスター坂出さんの著作
「生きているということは、批評してもらうことではないのだ」
「芸術は、心の自由の証明、認められて次の段階に行くというようなものではない」
「思い出が人間を駄目にする。たとえよく知っている人であっても、今はじめて出会ったという気持で接するべきである」
「道ばたの石ころが宝石に見えたら君も一流」
「苦労したなんて言う必用もない。生きないとあかん。死んだら全部夢や。生きているというのは夢や」
「自分が死ぬ時、財産がゼロに成っている それがいちばん良いのだ」
「芸術とか美術とか社会とかそんなものは全部捨ててしまえ」
「命ということが一番大事なんや」
「別にこういうこと(美術のこと)をやっていても何かになるということは無いんやで」
(本文から抜粋)
坂出達典著 せせらぎ出版
◆村上三郎は 「具体」に参画した芸術家 紙破りのパフォーマンス作品が有名。「具体」は 関西発祥の創作集団

2012.12.15 [2012年12月]