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萩原富士夫 ソロダンス公演
「萩原富士夫」ソロダンス公演
9月29日 と 9月30日
http://fujioh3776.blogspot.jp/2012/09/2012.html
http://www.facebook.com/events/425786164125884/permalink/433956169975550/#!/events/425786164125884/
身体表現者「萩原富士夫」
思考につぐ思考。模索錯誤の中、繰り返される「自分人体実験」。
「言葉の人」でありながらも 常にナマの対峙対話をモットーとしている。現実とのタイムラグを限りなく解消しようとする真摯な姿勢「四苦八苦」「ジタバタ」に 何度も 感動しました。
彼は、創作者なのか?
彼は、「創作」ということに至るまでの『何か』を 常に探求しているような気がする。
「創る」とか「創りたい」という気持そのものが起動する、その瞬間の以前を分析研究するような…。極めて新しい視座というか、貴重というか、興味深いと言うか、偏屈と言うか…。
上手く言えないが、思考の人が、自身の体を存分にアスリートする、、、「結果が解りきったことを回避する」為の気づきと工夫を欠かさない。身体をステージに投げ出す哲学者。そのとき 彼は ダンサーだ。そして『なにゆえに ダンサーがンサーなのか?』を ぼくに いつも 知らしめる。とてもダンサーらしからぬ彼の体型とか…そういう既存の芸術的イメージとか教育とか知識とかを 破壊したうえで、なお「感動」がある。恐ろしいダンサーだと思います。
萩原さんは、ナマの対峙を大切にしているので、けっこう会って話します。
萩原さんは、ここ数年「自分はダンサーでは無い」と言う。ダンス以前の「何か」に挑んでいるのだと思います。
世界に前衛のダンスは数あるが…「ダンスは、もしかしたら あるいは こうだったかもしれない」…そのような可能性を 具現化して提示してくれるのが、萩原さんだと思います。おもしろいです。
世界の「創作」そのものが 変わっていたかも知れない。ダンスそのものが、変わっていたかも知れない。
常識や生活様式…社会そのものが かわっていたかもしれない。
「もしかしたら」は、いま、此処から始まる。
不屈不死鳥のダンサー・黒沢美香さんとも数多くセッションしている萩原富士夫さん。
かつては、ぼくも 黒沢美香さんとセッションしたことがあります。黒沢美香さんのことも萩原さんと 話します。黒沢美香さんのことも、また、機会があったら、書こうかと思います。
ぼくは、黒沢さんの 地道な そして 強い強い強い自意識と使命感。やるのだ。踊るのだ。「これでもかという徹底的」に ぼくは何度も救われています。ステージに円を描く黒沢さん とっとっと…足運び。忘れ得ず、ぼくの体内に生きている。
すいません。萩原さんの紹介でした。。
と言いつつ
あぁ、そうだった。今回の公演会場の スタジオ「グー」についても、少し書いておかないと。
スタジオ・グーというところ。
Studio GOO
閑静な住宅街にある超小劇場です。普通の住宅建築のようでありながら「あれっ、こんなところに、充実の劇場がっ」って感じです。
http://stage.corich.jp/theater_detail.php?theater_id=1429
http://homepage3.nifty.com/studiogoo/gooinfo/gooinfo.html
ダンサーの吉福さんと マルチアーティストの長谷川さんが 企画運営している「ダンサー想い」の公演会場。
ダンサー想いというのは、身体表現者の立場を思った会場の創りに成ってるということです。たとえば、床は、全面フローリングなのだけど、クッション材が設計段階からダンサーが体を壊さないように充分に配慮されてるし。ダンサー控え室も在るし。コンパクトにすべてが整っています。
ぼく自身、何度か公演で使わせて頂いたことがあります。創り手の側から観ても、住宅サイズの劇場に充実した照明・音響の装置。可能性が広がります。おもしろい会場です。
Studio GOO 東京都世田谷区粕谷4−7−19
a.. 9/29(土)19:00 ,9/30(日)17:00
両日とも30分前開場。
チケット代1,000円
会場StudioGOO
http://goo.gl/maps/T4UjO
萩原富士夫 ソロダンス☆2012
せぬひま───脚注、引用、余白
9月29日 土曜日 19時スタート
9月30日 日曜日 20時スタート
両日とも開場は30分前
チケット代1,000円
場所・Studio GOO
世田谷区粕谷4−17−19
TEL03-3326-4945

2012.9.26 [2012年9月]