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象スタンプ を つくりました
ぺたぺた 押した
ははははは ぅはははははは  みたいな 感じ

い〜のか こんなことしてて
     ◆
「象」関連 展覧会を やろうと想っています
8月4日  一日だけのてんらんかい
   ◆
ノートのは 原画
   ◆
芸術家には ぜったいに成れない って おもった
まー いい
   ◆
HANARE


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2013.5.23 [2013年5月


平山さんは 芭蕉布を織っている 
芭蕉の木から 自分自身で育てている。
一枚の着物を創るための芭蕉布を織るためには、200本の芭蕉の木を育てなければならない。
糸を創るためには、一本一本繊維を裂いて 1メートルくらいの糸を延々結んでいく。だから布を織るための糸を創るだけで最低三ヶ月が必用。ほかにもさまざまいろいろ細かな行程があるのだろうけど。
で、糸を染める。
んで、何ヶ月もかかって 芭蕉布を織っていくのだけど…。

ぼく的には、なにもかもが 気が遠くなる行程というか。ただただ スゴイ。沖縄の仕事場にも一度 お邪魔させていただいたことがありますが、静かで簡素で ゆきとどいた…そういう 時間が速度が的確に調整 維持されていて っていうか 目に見えないいろいろな「在る」感じを とても大切にされた そういう仕事場だった。なにもない けど 「創る」に必用なことがらは すべてがある
この時間の移り気でなければ
こんな スゴイ作品は 生まれてはこない
丁寧に緻密に周到にというより 芭蕉糸の時間側に寄り添い従っている 世界の側の循環に身を委ね生きる創作

元来 布というものは こうやって創られてきた
こうやって「人」が あたりまえに 日常に 創ってきた
ほんとうの人力・人知の スゴサを目の当たりにできる
このスゴサは 他人事では無い 自分たち一人一人の できるはずの…だれも やったりしないこと 
「わかってる」「知ってる」と云いながら ほとんどの人が わかっていないこと

ほんとうには 世界は丁寧で緻密で周到なのだということ…それは パーフェクトなのだと思う
ぁあ…、それらを想い イメージするだけで 現物を目前に ありがたい
と おもう
喜びと 安堵
    ◆
この写真の作品は もっとも細い糸で織られている
薄い 透き通りながら輝く 温かく とても優しい 毅然として
柄は 伝統的なもの とても好きな柄だ

だれが 身にまとうのだろう
この芭蕉布は だれを待ち だれと 出会うのだろうか
    ◆
価格も書いておこうと思います。
この作品は、135万円。それでも 安いと思う。手間賃しか入ってない。良心的な価格。

作品の価値というのは それ以上の ことだろう
このような 素晴らしい作品は 金銭をいとわない人が 居るとおもう
かけがえのない出会いや誕生に 価格は つけることはできない
    ◆
「ぬぬぬぱなぱなのぬぬ展覧会」 明日まで
5月20日(月)
http://kouboufuu.exblog.jp/20396560/
     ◆

ogata_1570.jpg
2013.5.21 [2013年5月




D1000030.jpg
2013.5.17 [2013年5月


旅立ちを 見守る


20100514123742.jpg
2013.5.17 [2013年5月




20130509161556
2013.5.9 [2013年5月




20130402144336
2013.5.7 [2013年5月


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ogata_1552.jpg
2013.5.3 [2013年5月




20130426225724
2013.4.27 [2013年4月




20130426162031
2013.4.26 [2013年4月


フラクタルというのが、あるでしょう?


たとえば、島の周囲を計測するときに、正確に計測すれば、計測するたびに距離が更新されて延びる。細かな入り組を計ってゆくから。

理論上、どんな物でも分子レベルの入り組まで計測してゆけば、無限大の距離に成る。



人間の目が被写体を とらえてゆくときも、その「視る」意識は無限大だと思う。


視力。
観たこと。得ている視覚情報を消化して、
何をどのようにアウトプットしてゆくか?
素材によっても スケール感によっても 変えてゆく。
リアリティを、どう生むか?


その行為が彫刻。


たとえば、彫刻の大きさや素材などによって、入り組、凸凹の形や頻度などが変わる。

科学的に正確厳密な再現がリアリティを生むわけではない。ということ。

だが、芸術家の視力は、科学的であり分析的で論理的に…造形する。

手しごと 人力の アウトプット
彫刻家としてのの視力 と 彫刻家としての動作の ギリギリ感
そのことが生んだ 外気との接面
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イメージを視力する
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07081601.jpg
2013.4.21 [2013年4月

想田和弘監督