

シーカヤック
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海の側の村へ通っていたころ。
洋上にまつわる作品の為にシーカヤック(実物)をつくろうと考えていた時期がありました。
そのときの模型。
実際にブライアン・ヘイリーさんに観て貰い、アドバイスをしていただきました。
簡単に書くとバウ(船首側)の浮力がもう少し欲しいということでした。いいデザインだと言ってくださいました。
何年も前に平田五郎くんと一緒に行ったシーカヤックの試乗会でのこと。

the Galaxy
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宇宙にある海のような。
銀河。
光の速度で何万光年ということが私には想像できない。
今輝いて見ている星は、私が産まれるはるか前に、消滅してるかもしれない。
それは、その星の光だけが宇宙にベクトルのようにあるってことか?

a crab
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数年前に美術館で、宮川香山のほんものを観ました。
びっくりしました。
美しいし、しかも彫刻で。
そう、工芸品と言うよりも彫刻作品という感じで。
モチベーションの高そうな作品…。
それぞれの釉薬の厚味を考慮した上で粘土原形を作ってる。
すごいと思いました。
だから、予め粘土は痩せて作るって感じなんだと思います。
釉薬が乗った状態で、生き物になる。
彫刻になる。
一日では見きれず、二回観に行きました。
明治・大正の制作のワタリガニは、二点ともほんとうにじっくり観ました。
素朴な明治、洗練された大正。
静物彫刻に凝っていた私は、
いつの日か蟹はぜひとも作らないとなぁ、と思っていたのですが。
ワタリガニは、高いので、なかなか買えなかった。
ある日、スーパーに行くと「丸ガニ」というのが売っていた。
ワタリガニよりは見栄えがイマイチだけど、なかなかかっこいい。
でも、ちょっと高かった。
悩んだけど、止めた。
一端家に帰ったけど、なんだか気になる。
夜に成って、もう一回、スーパーに行ったら、「丸ガニ」は1パックだけ残っていて半額に成っていた。
それも、なかなかいい形のやつだった。
これはもー即「買い」だった。
それから、毎日、冷凍庫から出しては眺めて作る日々。
思ったよりも日数がかかった。
写真を撮ったり、いろんな角度から観たり。
完成して、
茹でて食べました。
とても美味しかったです。
ありがとうございました。すてきな丸ガニさん。
勉強になりました。

wine
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tea-thing
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ティーポット。
アトリエ。私の美術室で使っている。
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「彼方」部分
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視覚の道。
鉄に真鍮象眼。
下には、シンポジウム参加アーティストたちの彫刻制作の石の欠片。

in KOREA
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ソジョンリというところ。テジョン湖畔。
地元の素材を使ってつくった家です。
美術家の友人のお宅にしばらくお邪魔して、実際に家を造る土を使って作りました。
屋根は、屋根を葺くための草があって、そのやり方を年輩の方に教わって作りました。それはワークショップの原点みたいな時間でした。
そのあとでみんなで夜空の庭で食事会をしました。食事会には、人がたくさん集まります。みんなで話します。
食事会と言うよりは、普通の晩ご飯なのですが、
ご近所の方々が集まる。私がやりたい日々は、たとえばこういうことだと思いました。
近所近隣という意味合いが、今の日本とは、ずいぶんと違うんだけど。
私は、あの感じは好きでした。
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野草
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