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島の白い家の
窓辺のテーブルに やわらかい日が差して
そこで朝食をとる
かわらぬ朝
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id:ogata_toshi:20061020 / MEMO
こちらは実物大
というか本物
というか 世界を原寸大であらわしたものたち
千葉県在住の美術家5人でのグループ展を行おうと思っています。
きっかけは「自分たちの住んでる地元で何かおもしろいことができないか」と思っただけなのですが。
「此処から今」ということです。
単なるグループ展にはしたくない。
だけど、とってつけたように何か変わったことをやろう、というのでも無いし。都心で作品発表することを否定するようなムーブメントでもないですし。
制作をしているアトリエの近所で発表する、地元産野菜のような。「此処でつくってます」みたいな感じだと思います。
と、いろいろ思ったのは、良いのですが、では何をやるのかとか考えていましたが、なかなかまとまらないし、とりあえず「やってみよう」というのが今回の第一回です。
と言うのも、
私たち創る側同士も、お互いにそれぞれにどれほどに知り合っているのかどうかとか、表現やアートについてそれぞれがどのように感じているのかとか、私とかはまだまだ真剣に対峙しているとは思えないし。現段階では、コラボレーションとか言うのもどーかなーと思うような状態です。
それでは創る側の人々も展覧会を通じて向き合って行くというのが、いいんじゃないかと思いました。
会場は、市川市の芳澤ガーデンギャラリーを私たち5人で使って行うことに成りました。
今回の展覧会をきっかけにして知り合えた方々と意見を出し合っていければと思っています。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇展覧会 【オイコス】 について◇◇◇◇◇◇◇
オイコス=OIKOΣとはギリシャ語で「棲み家」という意味です。
生態学=Ecologieの語源、Oikologie とも繋がっています。
展覧会のタイトルは、私が思ったのでは無いです。
私はオイコスという言葉の意味を知らなかった。しかし、以前「オイコス」という名前のとても素敵な雑誌があったことは記憶していました。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇以下・市川市芳澤ガーデンギャラリーのサイトから◇◇◇◇
2007年2月28日(水)~2007年3月10日(土)
月曜休館
開演9:30 終演16:30
入場は16:00まで
芳澤ガーデンギャラリー
入場無料
お問合せ/
平日 TEL 047-442-3123
内容
OIKOΣ(オイコス)とは「家」、「棲み家」を表すギリシア語です。
少々、耳慣れない言葉ですが、Economy,Ecologyなどの語源にもなっていることから、経済社会や生態系など、人と周りの環境との繋がりを深く感じさせる言葉です。
タイトルより、ガーデンギャラリーとアートと地域の人々の関係を考えたいと思っています。
本展は、千葉県で制作活動を行っている5人の作家による展覧会です。それぞれ己の表現にじっくり取り組んでいる千葉の作家たちが、地域で作品展をする事により、鑑賞者にアートを身近に感じてもらいたい。
普段に制作活動、素材、表現手段など、まったくそれぞれである彼らが、それぞれの日々の中で、感じ、作り、生きています。
近くに、遠くに、共に、生きていることを、本展では、多くの人と実感したいと思っています。
出品者 浅野紋子、緒方敏明、上開地真雪、平佳史、吉田猛信
◇芳澤ガーデンギャラリー◇
http://www.tekona.net/yoshizawa/index.php
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広報・制作・宣伝美術 鈴木かよこ 阿久津毅
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浅野紋子 http://rashin.net/ex/2006/0320/index.html
上開地真雪 http://www4.big.or.jp/~ogallery/Pages/ryakureki/kamika.html
平佳史 http://www.geidai.ac.jp/labs/bikyou/taira.htm
緒方敏明 http://d.hatena.ne.jp/ogata_toshi/
吉田さんについては、ウェブデータがないとのことです。
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以前は、ガス窯や野焼きで作品制作をしていましたが、
最近は電気の窯で焼成する事が圧倒的に多いです。
電気の窯は、あまり偶然性が無い。
そもそも「炎」というものが焼成過程に無い。
登り窯など、木材燃料を使って制作しているかたと作品焼成について話す機会が度々あります。お互いの作品に対する想いや技術的な事もいろいろ話せて、とても楽しい時間です。
陶芸を行ってる人は土を焼いて作品をつくるのですが(って当たり前ですが)、電気窯と登り窯とは、まったく違う道具だと思います。これは、もう、ほんとうにぜんぜんちがう。
電気窯で登り窯のような作品を創るのは不可能だと思う。
と言うか、
電気窯でしかできないような作品をつくれないものだろうか、と思う。
で、
私は電気窯を使って、小さな彫刻をつくる。
どっちもアートだってとこは一緒。
…ってものを表現しないといけないと思う。
たとえば、
ルーシー・リーの作品は登り窯では出来なかったはずだし、ルーシー・リーは、自身の気持ちと合致する道具に出会ったんだと思います。もっと飛躍して言えるのであれば、ルーシー・リーは、登り窯をつかっても、愛情を持ってさらに別の素晴らしい作品を創ったと思います。
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電気窯で還元焼成をするときに木片などを窯の中に詰め込むと、電熱線などが劣化してしまう。
道具を傷めてまで効果を狙うよりも、土中練り込みなどで新しいことができないだろうかと思います。
登り窯をつかって創りたいときには、登り窯をつかって制作しているアーティストに相談して力をかしてもらったほうが、いい作品ができると思う。
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展覧会を行います。
主な展示内容は、【小さな彫刻】です。
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開催期間 2007年5月3日(木)~5月30日(水)
11:00~18:00
定休木曜日
☆初日の5月3日に限り開廊します
開催場所
〒640-8224
和歌山市小野町3-43 西本ビル 小野町デパート一階 「源じろう」
電話番号073-425-1087
小野町デパート
電車利用◇ 南海電鉄和歌山市駅より徒歩8分
車利用◇ 阪和自動車道和歌山インターから20分
二階は喫茶店、三階はバーに成っています。
一階が作品展示室ですが、二階、三階も作品を置く予定です。
◇◇◇会場について◇◇◇◇◇◇
会場の西本ビルは、建設会社旧西本組の本社ビルとして昭和2年に建てられました。
かっこいいです。
2005年の展覧会場の築200年の木造建築「HANARE」(兵庫県川西市)も素晴らしいですが、コンクリートの西本ビルも、愛おしみがあります。
ビルは三階建てですが、各階で窓の高さが違えてあったりして、シンプルですが独特の意匠があります。
http://www.nishimoto-jp.com/NBP/Bldg06.html
HANAREについては、またあらためて書こうと思います。
http://www.hanare.info/index.html
HANAREも西本ビルも、その場に関わっている方々の人情が、空間を磨いているような気がします。
今回の出展作品は、HANARE2005の参加作品も連れて行こうと思っています。
西本ビルでは、HANAREとはまた違った感じの展覧会になると思います。
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素晴らしいです。
ぜひご覧下さい。
http://www.japandesign.ne.jp/GALLERY/NOW/hiratagoro/index.html
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●……平田五郎展
INSIDE PASSAGE-RAVEN STOLE THE LIGHT 月を盗んだワタリガラス
○……主催:GALLERY A4(ギャラリーエークワッド)
2007年4月25日(水)~5月31日(木)
会場
GALLERY A4(エークワッド)(東京都江東区)
時間
10:00~18:00(最終日は17:00まで) 休館日:日曜・祝日
内容
1年間アラスカに滞在し、フィールドワークを行った平田五郎氏の成果発表でもあるこの展覧会。今回の作品制作の旅はアラスカのトリンジット族の神話「INSIDE PASSAGE-RAVEN STOLE THE LIGHT」がモチーフとされています。神話のワタリガラスが月を求めて次々と10の箱を開ける物語のように、平田氏は行く先々で現地の素材を集めて小さな彫刻を作り、自ら撮影して写真に収めました。現地の素材を使って額装された写真、パラフィンワックスによる家型のインスタレーション映像による作品紹介、制作旅行の資料などの展示をおたのしみください。
【アーティストトーク「INSIDE PASSAGE」】※申込不要、定員100名
日時:5月11日(金)18:30~20:00
出演:平田五郎
聞き手:岡村知子(資生堂ギャラリー学芸員)
場所:竹中工務店東京本店1Fホール
入場料
無料
お問い合わせ
GALLERY A4(エークワッド)
〒136-0075 東京都江東区新砂1-1-1竹中工務店東京本店1F
TEL:03-6660-6011 E-mail:gallery@A-quad.jp
URL

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よくぞ 在ってくれました
これからも ずっと 在ったらいい
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島の教会をつくりました。
ドーム直下には泉があります
ドームは二本の柱で支えられています。
内部は広く、高い窓からの採光は穏やか。
門をくぐり、アプローチは、ゆるやかなスロープになっています。左にカーブするあたりから壁が高くなってゆき、歩きながら空が切り取られてゆきます。
突き当たりに入り口があります。
教会に入るとわずかなスペースがあります。
ほどなく階段。正面上部からの採光を受けながら階段を下りると、そこは一階部なのですが地下に降り立ったような感覚になり、差し込む光はより高くからのように感じる。
泉の水の流れの音がわずかに聞こえます。
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入り口は 子どもがようやく入れる巾
内部正面には海の壁画がある
子どもたちは それぞれに成長してゆき ある年齢からそれぞれに入り口
を通れなくなってくる
やがてしばらくすると 島の教会へ大人としてゆくようになり 大人たち
と海へ漁に出るようになる
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