道具は なんであろうが リアリティについてを 本質的には左右しない
ソフトの更新に創作者が追いつくことが 作品のリアリティを生むのでは無い
費やした時間 関わった時間 逃げてゆく時間と共にあること それがリアリティを生む
確固たる とりかえしがつかない の 発見と自覚の連続の ただ中に 居ること
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鰯昆布酢締めをつくる 山椒の実を散らす
庭のレモンと野草を添える
白天目薄角皿は 釉薬に若干変化をつける試作
杯は意匠思索中
一輪挿しは箸置きに 季節の野草や木の実などをあしらえる
とても小さな一輪挿しだが 綺麗に片付けられたところに置くと 存在感がある 可憐で良い
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このような日常的なことを あれこれやりつつ
これからの彫刻の創作のこと 窯のこと などをほちほちゆらゆらと考えていく
想いと体調と環境とが 生活諸条件の中で新しいバランスを見つけていくよう
子どもらと話すのは楽しい めちゃおもろいです
「氷が溶けたらどないなるやろか? 何になるやろか?」
大人やったら 「水になるに決まってるやん」って…そうゆーかんじか、アホらしゅーて こたえてくれへんかったりする。まぁ 大人的には つまらん しょーもない話題やわな。幼稚で 痛いヤツみたいな。
けど
氷が溶けたら
「春になる」
「花が咲く」
「色になる」
でもええわけやし いつまでも どこまでも 成って
世界中の氷がとけたら「日本 沈んでまうやん」
雪が溶けたら「雲に成る」
山に雪が降って積もって 雪が溶けて 集まって川になって 海に着いて雪は海になって
太陽にあたって 蒸発して大気に成って上昇して 雲に成るのには どのくらいの雪が要るんやろか
どのくらいの時間かかるんやろか
川にもなって 海にもなって 雲にもなって
ほんで その雲がまたどっかで雪になって
積もって
そいで 『階段になる』
ユキガフッタラ コンニチハ
階段が溶けたら なになりますかね?
あたまが ぐるぐる 焼けてしまいそうでした
確定申告・決算書を作成していました
数日かかってようやく完了 ようやく年が明けたような感じ
数字は苦手です 作品に値段を付けるのも苦手です
創作とは ずいぶん遠く離れたところへ来てしまったような気がします
また ゆっくりと 還ります