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春を待つ雪国の晩酌
箸置きは、一輪挿しに成っています。

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オブジェ兼一輪挿し兼箸置き…お得です
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Gallery Tiptoe 2006
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写真が小さいので もう少し近く
白くて小さな彫刻に季節の花をいける
板つくりで直方体を立ち上げてゆきます
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photo HARUMAKI Y.

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何年か前につくった白いイルカです。
ずいぶん前ですが、小笠原で、イルカを観ました。
当時は今ほどイルカと泳ぐことは流行では無かったです。
イルカは、遊んでくれるときと、忙しいときがあるようで、イルカの群に飛び込んでもいつでも一緒に泳げるわけでは無いです。
海の中でイルカの群とすれ違ったのですが、そのときにお母さんのイルカと子どものイルカが一緒で、子どものイルカは興味津々で遊びたいみたいでした。でも群れそのものは、どこかに向かう途中みたいで、忙しいらしかった。すれ違った後に、あちらで、子どものイルカが立ち泳ぎでこちらを観ていて、お辞儀してるみたいで、写真に撮りました。今思うと、とても貴重な写真だと思います。
※海は、ワインやらビールやらウイスキーの瓶を溶かして陶芸釉薬を混入して作りました。

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別の角度から。
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小笠原のはなしのつづきなのですが
船から島の岩盤を観てると たまに子供のイルカが 数匹で波乗りをして遊んでいる
磯の細くて早い流れを往復して遊んでる
せわしく行ったり来たりして 何回もやってる
楽しくて止まらなくなっちゃったって感じ
小笠原の海は すごく深い
漁船から海原に飛び込んで
浮かびながら 下を見ても 海水しか無い あたりまえだがほんとに何も無い
何も無いけど いつまで観てても飽きない
暗いのだけど
きっと底の底まで ずっとずっと青い
闇では無い 黒じゃ無い
青がとてもとても深い
島の丘から海を 眺めると ほんとにきれい
珊瑚礁やら潮の切れ目やら 青の巾が美しい
「こわい」という感じの美しさに近い
心臓にくる美しさ

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以前、信楽で住み込みで働いていました。
四国の陶板画の美術館へ納める絵画を描く仕事でした。
そのときに信楽で、たくさんのアーティストと知り合いました。
地元の方々、関西方面関東方面から来ている人たち。
西洋絵画のレタッチをする合間に、それぞれに自分の作品を創っていた。
そのときにつくった作品です。
レリーフ気味な陶板画です。
赤い海に泳ぐ青いイルカ。
上絵付けでの「赤」の発色は、なかなか難しい。

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これもずいぶん昔の作品の写真です。
好きな作品。
※素材は、土と真鍮線、ガラスを溶かした板 ガラスには酸化コバルト混入
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都会でミミズクと暮らしているひとがいる。
そのミミズクと暮らしている人のお友達が、ミミズクの彫刻をミミズクと暮らしている人にプレゼントしたいからつくってほしいと、いって、そのミミズクの写真を持ってアトリエにいらっしゃいました。
かわいい写真でした。
まだ大人になりかけのミミズク。
だけど、此処に本人モデルは居ないんだしな。
だから、お付き合いなどいろいろ話していただきました。
そして、そのミミズクの癖だとか、いろいろ説明してくれるのだけど。
「首を傾げると、みみずくくんも同じように傾げてね~。それがもうたまらなくカワイイ」とか、エサを食べるときのしぐさとか、いたずらの話とか、みみずくくんがいかに頭が良いかとか…。
3時間ほど話しても、ぜんぜん尽きない話で。その話をそのまま作文にしてプレゼントしたほうがいいんじゃないかと思うほどで。
私は、文鳥やキジバトは子どもの頃に飼っていたことがあるが、フクロウ系はあまりナマで観たことが無い。
白いフクロウをペットショップで何度か観た程度だ。
なので、友人にフクロウの仲間図鑑を借りてきた。と、みみずくくん本人のポートレートを参考にしてデッサンして。
立体的にしたのは、三つ目で、なんかいい感じに成った。
これが三つ目。
私の彫刻は、小さい

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数年前のこと
酉年が近づいて来たので鶏をつくってみた
鶏や鳩やアヒルや兎は、昔かなりつくった。
これは、彫刻家に成るための勉強だと思っていたので、なんの疑うこともなく、作り続けていました。よく飽きなかったなあと思いますが、今でも好きかも知れない。
石膏像のデッサンまでもが好きに成ってしまったのだし。
記憶でどれだけ鶏をリアルにつくれるだろうか
と つくりだしたらあんがい入れ込んでしまって年は明けてしまって 完成は酉年が明けてからずいぶん経ってからだったように思う
この彫刻も小さい
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この作品の底面には「KIMUCHI」と 刻印されています。
これは、わかる人にはわかると思います。
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