必見・展覧会のお知らせです

えりも 展

日程■7月15日(水)〜7月26日(日)

時間■10:00〜18:00

入場料■無料

お問合せ■ZAIM事務局 TEL 045-222-7030(担当者:鈴木・阿部・井戸川)

主催■財団法人横浜市芸術文化振興財団

えりも

立体造形作家。横浜生まれ、長崎育ち。日本大学芸術学部彫刻学科卒業。

1999年、スーパーフェスティバルモデルコンテスト金賞受賞を経て、アーティストフィギュア雑誌「D.D.D.」に作品を連載。

2003年、水木しげる展用に氏に双子等身大可動人形を制作する。

現在は、等身大可動人形を使った新しい表現を模索しつつ、?アップルと共同でえりもマネキンを制作中。



ZAIMホームページ

http://za-im.jp/php/

えりもホーム

http://www.erimoworks.com/



えりもさんは、「自分の身近な人」「内的な想像人物」を【作品】として 創りつづけています。友だちとか 実のお姉さんとか。「そっくり」に。等身大関節可動人形です。

作品には、それぞれにいろいろさまざま「物語」や「こだわり」があって、その話は、実に深くておもしろいです。えりもさんが、内的想像を現実世界に「形」として引っ張り込んでくる『力』に ぼくは、感動します。

えりもさんの創る作品は、なにかの大量生産の為の「原型」では無くて、そのもの(現物)が まさに『作品』。

そこには、とても大切で重要な意味があると思います。と 書いても、うまい言い方では無いかもしれませんが。



今回、ざいむギャラリーに展示しているメインの作品(きのこの女の子)について、お話しを伺いました。

ちょっと書きます

「アメリカの田舎の13歳の女の子。彼女が、熱い恋をして。でも、まだ13歳だし、田舎ってこともあるかも知れないけど、その気持ちが『恋』だってことが、本人ぜんぜんわからない。でも 毎日毎日、苦しい。苦しいけど なんだか、すごく嬉しくって ドキドキしてときめいて。だけど、やっぱし とっても苦しい。どうしていいのかわからない たまらない。我慢我慢のグルグル。…そうこうしてる内に、溜まりに貯まった『恋心』が、体内で増殖爆発して、キノコに成って、体中から生えて来ちゃった」という作品。



☆最重要情報☆

そして なんと 今回の展覧会開催中・「えりもアトリエ・見学」できます!

えりもさんのアトリエは、ZAIM内にあるのです。 三階「301」号室

ただし、えりもさんがZAIMに居るときだけですので。えりもさんは、午後がいいとおっしゃってました。

このアトリエは、必見。素晴らしいです。最新の仕事についてのお話しもおもしろいです、ぜひ聴いてみてください。



◇◇添付写真について

今回の展示作品 (「きのこの女の子」じゃ無いほう)

えりもさんのアトリエの窓。 二人は「えりもさん自身と お姉さん」。今回の展覧会の案内状の写真は、この二人による物語。その話もおもしろいです、ぜひ、聴いてみてください。この二人、現在は目を外してあります。

えりもさんのアトリエの作品のひとつ 「聖母マリア像」





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2009.7.16 [2009年7月

えりも 人形展 【超人形師】