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          ▽△▽△▽△▽△▽



         


2009.12.11 [2009年12月


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 柱は海を ささえている

 海は この 柱で ささえられている 





           △▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△





 ときとして ほんとうにほんとうに 美しくて

 ほんとうにほんとうに かわいらしくて  愛しくて

 

 だれのことも 驚かさず 脅威させず 

 奇抜では 無く 

 小さく  ある



  作品は 語らない





 手のひらにある 手にあまらない ここにある かけがえのない 

 必要とするひとのためが 小さく そのひとの手中にある むきあえる 対峙する ここに  





 そして 小さく 空 小さく 羽ばたいて行ける 小さく いつまでも一緒に みんなで個々に 小さく 静かに 強く 負けない 





 そういうような リアルな なにかを つくれないものだろうか つくれはしないものだろうか



 



    

   

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2009.12.15 [2009年12月


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           ◇◇◇◇◇◇◇

二度と起こりえない 

フィクスできず コピーできない  そのような進行

日々育まれる  更新される  立ち現れる新しい旧知  



かけがえのない時間





それは とりかえしのつかなさ 



             

 

  


2009.12.25 [2009年12月


    

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 それでも あろうとする

『一回性』のところの記憶の集積





思い出そうとする 取り戻そうとする 回復しようとする 

それは 二度と起こりえない にもかかわらず あたらしく うまれる 一回性として 

とりかえしのつかなさ 







                ◇

   


2009.12.28 [2009年12月


       

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とりかえしのつかなさ の 発見の自覚 

その検討洗練が かけがえのないなにか へ





とりかえしのつかなさ は かけがえのなさ と 近似 または 隣接 あるいは かけがえのなさ そのもの







                    ◇


2009.12.30 [2009年12月


  

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山積みの とりかえしのつかなさは 希望

蘇れ 生まれよ 新しく    とりかえしのつかなさ 

ただの一回の集積の今 此処 は 彼方



           ◇





       

 


2009.12.31 [2009年12月

   海の底の底の部屋